ナレッジベース →4 分で読めます更新日: 2026-09-21

Windows 10と11で「ファイル名を指定して実行」の履歴をクリアする方法

Win+R の「ファイル名を指定して実行」に入力したコマンドは、ユーザーごとのレジストリ一覧に記録されるため、ドロップダウンは mmc.exe からネットワークパスまで、あなたが起動したものを示し続けます。ダイアログ自体にはクリアボタンがありません。履歴は HKEY_CURRENT_USER 配下の RunMRU キーにあり、レジストリエディターで値を削除するか、reg delete コマンドを1行実行することで空にします。作業全体は2分とかからず、一覧は純粋に見た目の問題なので何も壊れません。

実行の履歴はどこにあり、何を漏らすのか

Windows は「ファイル名を指定して実行」の最近使った一覧を、レジストリの HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\RunMRU に保存します。中の値は単純に a、b、c と文字が付いたもので、それぞれ入力した1つのコマンドを保持し、MRUList という文字列が順序を記録します。ドロップダウンは、ボックスを開くたびにこの対応表から再構築されます。一覧は26項目、つまりアルファベットの文字数分が上限で、ユーザーアカウントごとに書き込まれるため、PC上の各プロファイルはそれぞれ自分の履歴を持ちます。プログラムの起動を制御するものはここにはありません。全部消しても、各コマンドは以前とまったく同じように実行できます。

大半の人が消す本当の理由はプライバシーです。ロックされていないセッションに座った人も、バックアップから取り出したレジストリのエクスポートを読む人も、diskmgmt.msc、cmd、regedit、VPNクライアントのパス、社内サーバー共有のいずれであれ、あなたがどんなツールを起動しているか正確に見て取れます。実行の履歴は PC の移行時にもプロファイルと一緒に喜んで旅し、最近使ったファイル一覧を運ぶのと同じツールに運ばれます。正しい心構えは「最近使った項目」の一覧と同じで、たまに一掃する価値のある便利な痕跡だということです。

  • ユーザーごとに HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\RunMRU に保存
  • a、b、c… と文字の付いた値がコマンドを保持し、MRUList が順序を管理
  • 26項目の上限 — 新しいコマンドが古いものを押し出す
  • セッションやプロファイルのバックアップを使う人なら誰にでも見える
  • 実行ダイアログ自体にクリアボタンはない
  • 値を削除してもドロップダウンの候補以外には影響しない

消し方:レジストリエディターか1行のコマンド

手動の道順です。Win+R を押して regedit と入力し、Enter を押します。HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\RunMRU に移動し、右側のペインで任意の値をクリック、Ctrl+A ですべて選択して Delete を押します。(既定)のエントリーはそのままにしておいてください。空であるはずのものです。確認したらレジストリエディターを閉じます。次に実行ボックスを開くとき、ドロップダウンは空っぽです。項目が残っていれば、サインアウトして再度サインインするか、タスクマネージャーからエクスプローラーを再起動します。

1行のコマンドは、クリックなしで同じことをします。コマンドプロンプトか PowerShell を開き、reg delete HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\RunMRU /va /f を実行します。/va スイッチはそのキーのすべての値を消し、/f は確認のプロンプトを飛ばします。このコマンドが安全なのは、パスが1つの無害な MRU 一覧を指しているからだけです。Enter を押す前にその行をよく確認してください。どちらの方法も現在のユーザーの履歴だけを消します。PC上の他のアカウントは、その下で同じ作業をするまで自分の一覧を保持し続けます。

今後痕跡をきれいに保つには

RunMRU の消去はスナップショットであって設定ではありません。ダイアログに記憶をやめるよう指示するサポートされたスイッチは存在しないため、Windows はまさに次のコマンドから再び記録を始めます。共有や社内のPCでは、実行の履歴、最近使った項目、ジャンプリストという局所痕跡の3点セットを月1回消せば、マシンがあなたの習慣を語るのを防げます。同じひと掃きは、ノートPCを同僚に渡す前や売る前にも価値があります。この習慣のうちゴミの側——一時ファイル、キャッシュ、ブラウザーの残骸——は Kleaner PRO のようなクリーンアップユーティリティが自動化する部分で、実行の一覧自体は1行の reg delete のままです。

よくある質問

Windowsで実行ダイアログの履歴はどこに保存されますか?

レジストリの HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\RunMRU キーに、コマンド1つにつき1つの値として保存されます。一覧はユーザーごとで、上限は26項目。ファイルを操作する必要はありません。

実行ボックスにコマンドを記憶させない設定はありますか?

サポートされたトグルは存在しません。レジストリや reg delete で定期的に消すか、Windowsがプロファイルごとに最大26コマンド記録すると受け入れるかです。

RunMRU を消すとプログラムやショートカットは壊れますか?

いいえ。一覧はドロップダウンの候補を供給するだけです。実行ファイル、パス、ショートカットは無傷です。新しいコマンドは単純にまた履歴を埋め始めます。

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