レジストリは二つの半分からなり、片方はあなたについて回る
マシン側の半分は C:\Windows\System32\config にあります。HKEY_LOCAL_MACHINE とその兄弟を支える SYSTEM、SOFTWARE、SAM、SECURITY の各ハイブです。ユーザー側の半分が NTUSER.DAT で、アカウントごとに 1 つ、プロファイルフォルダーの中に入っています。ログオン時、カーネルはこれをレジストリツリーに HKEY_CURRENT_USER としてマウントします。ログオフ時、誰もロードしたままにしていなければきれいにアンロードされ、このセッションで変更した内容はすべてそのファイルに残ります。
兄弟ファイルの NTUSER.DAT.LOG1 と NTUSER.DAT.LOG2 はハイブのトランザクションログで、書き込み途中の内容を捕まえるため、保存の途中で停電になってもハイブは壊れません。ファイル本体と合わせて、これらが「Windows プロファイル」の実体の大半です。データの入ったフォルダーに、サインイン時にシステムがあなたに接続する非公開のレジストリの接ぎ木を足したもの。だからこそプロファイルは、ドキュメントのフォルダーでは決して壊れない形で「壊れる」ことがあるのです。
中身の正体
中にあるものは、ユーザー目線ではほとんど「レジストリ」に見えません。ユーザーごとの状態であり、そのほぼすべては残しておきたい設定です。健康なハイブは 3〜30 MB。行儀の悪いアプリケーションがセッションごとにメガバイト単位のキーを書き込み始めるとファイルは肥大し、ログオンは遅くなります。サインイン時にハイブ全体がメモリへ読み込まれるからです。
- HKCU\Software —— 実行するすべてのアプリの設定。ハイブで最も大きなかたまり
- HKCU\Environment —— 個人の PATH と変数。/M スイッチを省略したとき setx が書き込む先
- ユーザー単位の自動起動:HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run 配下の Run と RunOnce キーが、ログオンのたびにトレイ常駐ユーティリティを起動
- 手動で設定したファイルの関連付け —— 「プログラムから開く」が Explorer\FileExts の下に作る UserChoice エントリ
- エクスプローラー自身の記憶:タスクバーの配置、クイック アクセスのピン、「ファイル名を指定して実行」の履歴、入力したパス
- 「サインイン時に再接続」のマップ済みネットワークドライブ。HKCU\Network の下に存在
誰も「掃除」できない理由
このファイルはログオンからログオフまで排他ロックされます。サインイン中に自分の NTUSER.DAT をコピー、オープン、編集することはできず、クリーナーにもできません。「圧縮」をうたうツールはオフラインで動くか、レジストリをエクスポート/再インポートするかのどちらかで、データを失う上に、現代のインデックス化されたハイブでは測れる改善がありません。肥大したハイブは症状です。治すべきは中にゴミを書き込むアプリケーションであって、掃除機をかけるべきファイルではありません。
誰もがいずれ出会う故障モードがあります。ログオン時にハイブが読み込めない——破損か、別のプロセスが占有しているか——と、Windows は警告つきの一時プロファイルにサインインさせ、デスクトップは初期化されたように見えます。解決策は NTUSER.DAT を削除することでは決してありません。それではリセットが恒久化してしまいます。解決策は、ハイブをロードしたままにしているものを解放するか、別の管理者アカウントからレジストリエディターの「ハイブの読み込み」でオフライン修復することです。
よくある質問
NTUSER.DAT を削除しても安全ですか?
いいえ——キャッシュではなく設定そのものです。削除すると Windows は新しい空のプロファイルを作り、アプリの設定はデフォルト、デスクトップは空、タスクバーは新しい配置になります。
自分の NTUSER.DAT をコピーできないのはなぜ?
カーネルがログオンからログオフまでハイブを排他ロックしているからです。プロファイルをログオフした状態で別の管理者アカウントからコピーするか、サインイン中に reg export で HKCU をエクスポートしてください。
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一度限りの 30 分試用では基本ツールを利用できます。PRO 機能は有料ライセンスを有効にするまでロックされています。
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