ダッシュボードがカードごとに示すもの
ダッシュボードはMicrosoftアカウントに紐づくWebページであって、PC上のツールではありません。そのため、どのブラウザーから開いても同じ表示になります。各カードはクラウドデータのカテゴリであり、該当機能をサインイン状態で実際に使ったときだけ項目が現れます。Edgeの同期がなければ閲覧履歴はなく、音声機能を使わなければ録音もありません。カードは日付ごとに項目をまとめるため、忘れられたデバイスや今もサインインし続ける古いスマホを見つけやすい構造です。
ダッシュボードが「ではない」ものが2つあります。1つはPCの鏡ではないこと。ファイル、写真、ローカルのドキュメントはここに一切現れません。もう1つはテレメトリの全量でもないこと。製品とサービスのパフォーマンスのカードは診断データを要約するだけです。職場や学校のアカウントは管理者設定を持つ別のテナントで管理されるため、会社のサインインでは表示が大幅に減ります。
- 閲覧履歴 —— サインインして同期を有効にした状態でEdgeで訪れたページ(旧Internet Explorerのデータを含む)
- 検索履歴 —— Bingのクエリ。アカウントで行った音声検索も含む
- 位置情報アクティビティ —— デバイスを探すなどのMicrosoftサービスによる位置参照
- 音声アクティビティ —— サインインした音声を使ったMicrosoftアプリの録音と文字起こし
- アプリとサービスのアクティビティ —— アカウントに紐づくアプリの起動とサービスの利用
- メディア アクティビティ —— Microsoftサービス経由で再生した音楽と動画
各カテゴリの確認と削除の手順
account.microsoft.com/privacy に監査したいMicrosoftアカウントでサインインし、カードを順に開いていきます。カード内ではゴミ箱アイコンで個別の項目を削除できるほか、上部のクリアボタンでカテゴリ全体を消せます。たとえば検索履歴カードの「すべての検索履歴をクリア」です。削除はあなたから見ればクラウド上のコピーに即座に反映されますが、Microsoftによれば、バックアップシステムすべてからの完全な除去には最大30日かかる場合があります。
削除する前に、ダッシュボードの「データのダウンロード」リンクも検討しましょう。同じカテゴリ構成のアーカイブが作成され、これはGDPRなどのプライバシー法で認められたエクスポート権に相当します。また、削除で変わらないものも理解しておいてください。収集設定は1つも変わりません。データが再び蓄積するのを防ぐには、元となる機能をオフにする必要があります。ダッシュボードの広告設定での広告パーソナライズ、Edgeの履歴と同期オプション、そしてWindows自体の診断データ レベルです。
ダッシュボードの限界と次にすべきこと
ダッシュボードが扱うのはMicrosoft自身のクラウドだけなので、サードパーティのアプリやサイトは別個に追跡しており、それぞれ独自の整理が必要です。Windowsの機能更新のたびにカードを再確認してください。大規模なアップグレードでは同期やパーソナライズ設定がリセットされ、知らぬ間に収集が再開することがあります。Windows側で対応するのは、診断データを必要なレベルに設定し、広告IDをオフにし、Edgeの同期対象を絞ること。それぞれが次回ダッシュボードを訪れたときに表示される量を減らします。現実的なリズムは四半期に1回。カードを確認し、保存したくないものを消し、収集スイッチがまだオフかを確かめることです。
よくある質問
Microsoftのプライバシー ダッシュボードはPCのファイルを表示しますか?
いいえ。ダッシュボードに載るのはアカウントに紐づくクラウド側のアクティビティ カテゴリです。ドキュメントや写真などのローカルファイルは一切表示されません。
Bingの検索履歴を削除するには?
ダッシュボードの検索履歴カードを開き、「すべての検索履歴をクリア」を使うか、個別の項目を削除します。Edge内の閲覧履歴を消すのは別の、ローカルでの整理です。
ダッシュボードの閲覧履歴が空なのはなぜ?
閲覧履歴には、同期を有効にしてサインインしていた間のEdgeのアクティビティだけが記録されます。他のブラウザーがこのカードへデータを送ることはありません。
購入前にライセンスの内容をご確認ください。
一度限りの 30 分試用では基本ツールを利用できます。PRO 機能は有料ライセンスを有効にするまでロックされています。
次に読む記事
お問い合わせ: [email protected]