Teams ががらくたを隠す場所
旧 Teams は Electron アプリで、掃除の習慣のないブラウザーのように振る舞っていました。%APPDATA%\Microsoft\Teams 配下のプロファイルには Cache、GPUCache、IndexedDB と複数のデータベースが置かれ、%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Teams にはインストーラーの残骸や古い更新フォルダーが集まっていました。新 Teams は WebView2 で動き、%LOCALAPPDATA%\Packages\MSTeams_8wekyb3d8bbwe の中に住んでいます。その LocalCache フォルダーは同じ山をゼロから築き直します。両方の時代を生き延びたマシンは往々にして両方を抱え、散らかり方が倍になります。
良い知らせは、それらのフォルダーに入っていないものの存在です。チャットやチャンネル、ファイルはサーバー側にいるので、キャッシュを消せばサインアウトされてローカルのデータベースが再構築されるだけで、チームの内容は何も失われません。logs フォルダーのセッションログは、リストの中で最も捨てやすいファイルです。Teams は起動のたびに新しいログを書き、古いものは決して読み返しません。何ヶ月も稼働した後の白い画面や終わらない読み込みスピナーこそ、キャッシュ消去で治る症状そのものです。
- 旧 Teams のキャッシュ — %APPDATA%\Microsoft\Teams:Cache、GPUCache、IndexedDB、各種データベース — まるごと消してOK
- 旧 Teams のログ — %APPDATA%\Microsoft\Teams\logs、セッションごとに1ファイル、ただの重し
- 新 Teams のデータ — %LOCALAPPDATA%\Packages\MSTeams_8wekyb3d8bbwe\LocalCache、次回起動時に再構築
- 古いマシンのプロファイル — 移行や再インストール後に Packages に残された孤立プロファイルフォルダー
- インストーラーの残骸 — %LOCALAPPDATA%\Microsoft\Teams と旧クライアントの SquirrelTemp 更新フォルダー
何も壊さない掃除の手順
まず Teams を終了します。ウィンドウの × ではなく、通知領域のアイコンからきちんと。そうしないとキャッシュファイルの半分がロックされたままになり、削除は途中で止まります。次にリストのキャッシュフォルダーを削除し、サインインし直して、再構築に1分ほど与えます。キャッシュ消去後の初回起動は必ず遅く、違いを感じるのは2回目です。ついでにログフォルダーも確認しましょう。放っておいて勝手に痩せることはありません。
孤立プロファイルは削除前にひとつ余分な確認を。フォルダーを開き、本物のファイルが隠されていないことを確かめてから削除します。キャッシュをきれいにしても白画面や読み込みストップが続くなら、設定 → アプリ → インストール済みのアプリ → Microsoft Teams → 詳細オプション → リセット でアプリをリセットしましょう。同じフォルダーですが、今度は Windows 自身がきちんと掃除してくれます。再インストールは最後の手段であって、最初の一手ではありません。
よくある質問
Teams のキャッシュを消すとチャットは削除されますか?
されません。チャット、チャンネル、共有ファイルはクラウドにあります。キャッシュにあるのはローカルのコピーと設定だけで、サインインし直せば Teams が再構築します。
Microsoft Teams のキャッシュフォルダーはどこにありますか?
新 Teams は %LOCALAPPDATA%\Packages\MSTeams_8wekyb3d8bbwe\LocalCache に、旧クライアントは %APPDATA%\Microsoft\Teams を使っていました。両方の時代を経験したマシンにはどちらも残っていることが多いです。
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