Blender が残していくゴミ
保存のたびにバックアップが書き出されます。.blend1、.blend2 と続き、.blend ファイルの隣に、保持するバージョンごとに1つ、永遠に置かれます。クラッシュしたレンダーやデフォルトの出力パスに流れ込んだレンダーは、Blender がセッションごとに %TEMP%\blender_ の下へ作る一時フォルダに積もっていきます。物理シミュレーションのベイク — 煙、布、流体 — はプロジェクトの隣の blendcache フォルダに落ち、シーン1つで平気でギガバイト単位になります。どれも自動掃除されません。Blender はあなたのディスクが無限だと、静かに決め込んでいるのです。
次はユーザープロファイルです。%APPDATA%\Blender Foundation\Blender\ はメジャーバージョンごとに新しいフォルダを作るため、2.9 → 3.3 → 4.x を生き延びたマシンは、スクリプト、アドオン、マットキャップ、設定を抱えた完全なプロファイルを3つも運んでいます。Blender 4.2 以降、拡張機能システムはそのバージョンの extensions フォルダの下に独自のディレクトリを追加します。古いプロファイルはアップグレード後も手つかずのまま残り、不要なのに — Blender は移行も削除もしません。
安心して削除できるもの
バックアップが最初の獲物です。「Save Versions」設定はプロジェクトごとに1つ以上の .blendN を保管し、200回保存されたファイルは背後に幽霊の列車を引きずります。慎重派なら最新の .blend1 だけ1週間残し、あとは削除。死んだセッションの一時フォルダは何の痕跡も残さず消せます — 作ったセッションのためだけに存在し、次回起動時に作り直されるからです。
ゴミではない2つは、blendcache と現行バージョンのプロファイルです。ベイクキャッシュを消すと、以後のレンダーごとにシミュレーションが最初から再計算されます — 流体なら数時間 — そして現行のプロファイルにはキーマップ、アドオン、設定が入っています。ディスクが切迫しているなら、Kleaner PRO の掃除パスが一時ファイルと旧プロファイルのカテゴリを自動で一掃しますが、ベイクキャッシュだけはプロジェクトごとに人間が判断する価値があります。
- .blend1/.blend2 バックアップ — 過去の保存のコピー。プロジェクトごとに最新を1つ残し、残りは削除
- 一時レンダーとクラッシュダンプ — 死んだセッションの %TEMP%\blender_ フォルダ、純然たるゴミ
- 旧バージョンのプロファイル — 4.x で暮らしているなら %APPDATA%\Blender Foundation\Blender\3.x
- blendcache フォルダ — 納品後のみ。消すと再レンダーのたびに再ベイクが必要
- アンインストール済みアドオンの残骸 — 削除されたアドオンはプロファイルの addons フォルダにスクリプトを残す
- 出力フォルダのはみ出し — 実際に納品した版より古い「final_final_v3」の実験たち
積み上がりを止める習慣
バックアップ1つで足りるなら、Preferences → Save & Load の「Save Versions」を1に下げましょう — 今後の幽霊の数に上限が付きます。レンダー出力はデフォルトではなくプロジェクト専用のフォルダに向け、納品したら空にします。バージョンアップのたびに Blender Foundation フォルダを覗くこと。古いプロファイルは、誰も二度と開かない数百メガバイトです。年2回、各10分の手間で Blender のフットプリントは退屈なまま — 退屈こそ、仕事用マシンの正しい状態です。
よくある質問
.blend1 ファイルは削除できますか?
はい。それらは過去の保存のバックアップです。安全網が欲しければ最新を1つ残せば十分で、現在の .blend がそれらに依存することはありません。
Blender のキャッシュと一時ファイルはどこに置かれますか?
セッションの一時フォルダは %TEMP%\blender_ の下、物理ベイクは .blend の隣の blendcache フォルダ、プロファイルは %APPDATA%\Blender Foundation\Blender\ です。
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